大雨・強風の爪痕残る…各地で停電_江別市の美容室は「何もできない…ドライヤーも使えない」釧路市の人気イベントは中止_満開のコスモスは倒れる被害〈北海道〉
大雨と強風の影響で北海道は9月14日、浸水や停電などの被害が相次ぎました。
13日からの大雨で白老町では計21戸に床上・床下浸水が確認されました。
停電も相次ぎました。
原因が分かっていないものも含めると13日午後から計1万5千戸余りが停電しました。
江別市の美容室では停電で椅子が倒れず髪を洗うことなどができませんでした。
「何もできない。ドライヤーも使えない」(美容室の男性)
居酒屋では食材への影響が心配でしたが…
「(電気が)ついた、ついた。(食材は)全然なんともない」(居酒屋の女性)
釧路市では毎年12万人以上が訪れる「釧路大漁どんぱく」が13日から開催されていましたが、強風でテント6張が倒れ14日の催しが中止されました。
「びっくりしました」
「釧路の方々が精いっぱい養生してくれて、商品は痛むことがなかった」(いずれも出店者)
JR千歳駅では13日夜、重さ60キロのセメントの板が落下し、強風による可能性があるということです。
オホーツクの遠軽町では国内最大級のコスモス畑でコスモスの花が満開を迎えていました。
この3連休が見頃でしたが13日からの雨と風で約1千万本のコスモスの多くが倒れてしまいました。