【羅臼岳のヒグマ事故の状況明らかに】男性襲ったのは『体長1.4m、体重117kgの母グマ』と判明_“走って下山”中に見通しの悪い場所でバッタリ遭遇か…鈴は所持もスプレーなしの可能性〈北海道斜里町〉
北海道オホーツクの斜里町の羅臼岳で男性がクマに襲われ死亡した事故で、駆除されたクマの大きさなど当時の状況が見えてきました。
8月14日、羅臼岳で友人と下山中だった東京都の26歳の男性がクマに襲われ死亡した事故。
その後の調査で、男性を襲い駆除されたのは体長1.4m、体重117キロのメスのクマでした。
また、男性は襲われる直前、友人より先に単独で走って下りていたことが分かりました。
クマよけの鈴は持っていましたが、スプレーは持っていなかったとみられるということです。
遭遇したとみられる登山道は、カーブで見通しが悪い現場でした。
知床財団ではクマを刺激しないため、周辺でランニングや自転車の使用は控えるよう呼びかけています。