【森林違法伐採】事業者に現地調査を拒まれ問題を確認するまで2年…後手に回った北海道がようやく"対応マニュアル"改定へ<北海道・羊蹄山の倶知安町巽地区>
北海道後志地方の倶知安町の無許可開発をめぐり、北海道は対応が後手に回ったことなどからマニュアルの改定に向けた会合を開きました。
この問題は倶知安町巽地区で、札幌市の事業者が遅くとも2023年から住宅建設のため約4ヘクタールの森林を違法に伐採するなどしていたもので、北海道が勧告をして工事が止まっています。
北海道は、事業者に現地調査を拒まれたことなどから問題の確認に2年もかかったことなどを受け、20日に対応マニュアルの改定に向けた会議を初めて開きました。
会議では北海道が速やかな現地調査の必要性を示したところ、有識者から相手への通知のみで調査できるようにするべきとの意見が出されたということです。
北海道は、2025年度中にマニュアルを改定したいとしています。