【喫煙ルールが変わる】札幌市“加熱式たばこ”規制を検討―路上での歩きたばこなどを禁止する方向「子どもも興味を持ってしまう可能性がある」2026年度以降の改正目指す<北海道>
札幌中心部の喫煙ルールが変わりそうです。
札幌市はこれまで規制の対象外だった加熱式たばこについて、禁止する方向で検討に入ったことが分かりました。
加熱式たばこは、火を使わず、やけどの危険が少ないなどとして、罰則の対象外でしたが、受動喫煙への懸念から規制を求める声が上がっていました。
「子どもも興味を持ってしまう可能性がある」
「歩きながらだと困るかもしれない」
「子どももたくさんくる場所なので自分たちとしてはそのほうがいい。決められた場所で吸ってくれれば問題ない」(いずれも加熱式たばこ路上禁煙に賛成の市民)
札幌市は2026年度以降の制度変更を目指すとしています。
札幌市の喫煙制限区域は、もともと札幌駅から地下鉄すすきの駅までの間とされていました。2026年度以降は、加熱式たばこも路上喫煙禁止になります。
これまではというと、2005年以降は、歩きたばこをしていると違反1000円の過料でしたが、加熱式たばこは対象外でした。
これが今回、新たに加わる方針です。
なぜかというと、札幌市民から加熱式たばこへの苦情も増えたことや、他の地域でも加熱式たばこを禁止していく動きが出てきたことも理由の一つです。