【ファイターズ】清宮幸太郎が今季最多4打点で勝利呼び込むも苦笑い「インチキっぽいヒットでした」新庄監督も独特の賛辞「“会心のボテボテのセンター前ヒット”」
7月12日(土)パ・リーグ首位の北海道日本ハムファイターズは本拠地エスコンフィールドで2位のオリックス・バファローズとの14回戦に臨み、7対3で勝利。首位攻防戦となった同カードを1勝1敗のタイに戻し、再びゲーム差を2.5に広げました。
【画像】2025北海道日本ハムファイターズ 7/6エスコンフィールドをかわいいで魅了した鈴木愛里さんほか
この試合、打線の主役となったのはファイターズの“夏男”清宮幸太郎選手(26)。バファローズに1点を返された直後の2回、2死2・3塁のチャンスでバファローズの先発・九里亜蓮投手(33)のシンカーを「上手く打てた」とライトオーバーの2点タイムリー2塁打を放ち4-1とリードを3点に広げます。
その後、バファローズの反撃を受け、2点差に詰め寄られて迎えた6回、2死満塁のチャンスで再び清宮選手に打席が巡ってきます。「もつれた展開だったので、ここで打つ、打たないでは流れが変わるなと感じていた」とバファローズの本田圭佑投手(32)が投じた146キロの直球をしぶとくセンター前へ運び、ダメ押しとなる2点タイムリーヒット。清宮選手の今季最多4打点の大活躍で勝利を呼び込みました。
清宮選手は6回の2点タイムリーヒットを「ちょっとインチキっぽいヒットでしたけど」と苦笑い。新庄剛志監督(53)は「サードの子(清宮選手)の打点。大きいのを狙いにいくと思ったら“会心のボテボテのセンター前ヒット”。狙ったんでしょうね」と“新庄節”でイジりながらも「ホームランが出ていないから絶好調という印象はみんな思っていないけど、最高の結果を出していますよね」とその活躍を称えていました。
「自分の中では一日一本(ヒットを)ギリギリ打っているなという感じがすごくある。何とか粘ってやっている感じ」と好調とは捉えていないという清宮選手。“夏男”のさらなる爆発が首位快走への原動力となります。