“タケノコ採り”の80代男性が遭難…「携帯電話を持たずおにぎりと水所持」友人と別々に入山し約束の時間に戻らず―約50人態勢で捜索開始＜北海道美深町＞

約50人が捜索を開始した（午前4時30分ごろ）

　北海道北部、美深町仁宇布の山林で、山菜採りに出かけた、地元の80代男性が6月15日遭難しました。

　警察によりますと、男性は午前9時ごろ、函岳山頂から約7キロ下ったところに、友人の60代男性の車で到着。2人はタケノコを採るため、別々に山に入りました。
　
　正午に入山場所で合流する予定でしたが、男性は戻らず、友人の男性が付近を捜索。見つからなかったため、午後6時40分ごろ、市街地に向かう途中、偶然出会ったパトカーに届け出ました。

　行方不明の男性は携帯電話やスマホは持っていません。おにぎりと水を所持しているといいます。

　警察や消防、役場の職員ら約50人が16日午前4時ごろから、日の出とともに捜索を始めました。