【死者は最大約7500人】北海道日本海沿岸での"地震と津波"の被害想定公表_数分で第1波到達・高さ26m超のマチも_「すぐ避難しないと多くの被害者が出てしまう」_命を守るためには
列車に乗っていた時に、津波が来たらどうすればいいのでしょうか。
「どうしたらいいかなって思っちゃうよね」(利用者)
「もう山に向かって一直線で走るしかないですね。とりあえずそれしかないです」(利用者)
「お客様にお知らせいたします。緊急地震速報を受信したため停車しています」(JR北海道の津波避難訓練時のアナウンス)
これは2024年8月に、北海道太平洋側の室蘭市や白老町で行われたJR北海道による避難訓練の様子です。
東日本大震災をうけて、定期的に訓練を行い、この日は110人が参加。
高台まで地震発生から23分で避難が完了しました。
JRは今後も沿岸部を中心に訓練を重ねるとしています。
国は、北海道日本海沿岸で30年以内に最大クラスの地震が発生する確率は、0から0.1パーセントとしています。
確率は低いものの、地震がいつ起こっても「すぐ逃げる」ために、避難場所の確認やハザードマップの把握が必要になりそうです。