“ミスタープロ野球”長嶋茂雄さん逝く 北海道にも大きな足跡 ファイターズ移転前の人気をひとり占め…生前通ったお気に入りの飲食店 サイン入りのグローブを家宝に 私設応援団が見た素顔
監督時代の長嶋さんのサイン入りグローブは、友人たちのせん望の的でした。
「長嶋茂雄さんの存在が大きかったので、訃報にびっくりしました」(きょうど料理亭杉ノ目 杉目茂雄さん)
札幌市白石区の「とも恵寿し」。
店内には長嶋さんの写真やグッズが数多く飾られています。
60年以上のファンという店主の田尻義晴さん。
私設応援団として、毎年のように円山球場で長嶋さんの姿を見ていたといいます。
「円山球場に行ったら外野に長嶋さんが来た。『今年は優勝をお願いします』と言ったらニコッと『わかった』と言われた。うれしかった」(とも恵寿し 田尻義晴さん)
選手時代の長嶋さんの魅力はチャンスに強く、ファンの期待を裏切らなかったことだと言います。
「大谷選手よりすごい。皆、背番号の『3』を欲しがった。銭湯のげた箱も『3』が欲しかった。野球の神様になって戻ってきて、日本の野球を応援してほしい」(とも恵寿し 田尻義晴さん)