【ついに…ここまで!北海道内“過去最悪”4億600万円が消える】「オジサンの言う通りに…」60代男性がSNSでカタコトの日本語つづる"女"に投資勧められ巨額資金だまし取られる<札幌市>
SNS上で投資の誘いを受けたことをきっかけに、札幌市に住む男性が、道内で過去最悪となる4億600万円の詐欺被害に遭いました。
札幌市東区に住む60代の男性は去年11月ごろ、SNSで「日本人女性」を名乗る女のアカウントと接触しやりとりを続けていました。
2月上旬ごろになると、男性は女から暗号資産での投資を勧誘するメッセージを受け取っていました。
メッセージは片言の日本語で『私は試し始めました。おじさんの安定したデータの助けを得て自分の資産を少しずつ増えているのを見ました。おじさんの言う通りにするだけで収益の安定的な成長を実現することができます』などという内容だったということです。
その後男性は女の指示に従い、2月上旬ごろから5月20日までにかけて計10回現金計4億600万円を指定された口座へ振り込みました。
その間男性は、購入した暗号資産が「3500万ドル(50億円)以上」に増えたと表示された不審なサイトに接続させられ、儲けが出ていると信じてしまっていたということです。
男性は5月23日、投資した資産の一部を払い戻そうとした際、手数料を請求されたことを不審に感じ後日警察署へ相談。詐欺被害に遭っていたことが発覚しました。
警察はSNS型ロマンス詐欺事件として捜査。「投資をする際は詐欺の可能性もあることを認識し、疑わしい場合は警察に相談してほしい」と呼び掛けています。