【備蓄米】店頭にいつ?2000円?北海道にも店舗あるスーパー・ドラッグストア含む19社が"随意契約"申し込み 事業者に直撃すると…高騰の救世主か?消費者は「何年産でも気にしない」「本当に価格下がるか」
「良いとは思うが、そんなに急にできるのかなと」(女性)
「いまは3400~3500円でも安いのに、2000円台ではすぐに無くなると思う」(女性)
「2000円台に今できるというなら、なぜその前にはできなかったのか。やはりどこかで止まっていたのかなど考えてしまう」(女性)
「地元の米穀店も大事にしないといけない。そこに流通されるにはどうしたらいいか」(男性)
一方、27日に会見を開いたJA北海道中央会。消費者と生産者、双方にとって適正な価格を探っていくことが必要だ、としました。
「消費者の中で一番危惧するのはコメ離れ。起きないことが大切。国の政策の中で、コメの価格を決定して進んでいく必要がある」(ホクレン 篠原末治会長)
「生産コストを削減する努力をしながら、適正価格を見極めていきたい。消費者にも、今の稲作農家の置かれている現状を理解して、国産のコメを買っていただきたい」(JA北海道中央会 樽井功会長)
スーパーでの平均販売価格が5キロ4285円と最高値を更新するコメ。
備蓄米が価格低下の切り札になるのか。その動向を道民も見つめています。
2000円の備蓄米はいつ手に入るのでしょうか
今回の随意契約に申し込んだ主な道内に関連する企業は以下の通りです。
・アークスグループなど食品スーパーが共同で仕入れなどを行うシジシージャパンでは、前向きに検討中。
・ドン・キホーテなどを運営する会社は、販売時期は未定。
・道内に3店舗あるカインズでは、北海道で販売するか検討中。
・ドラッグストアのサンドラッグは、販売時期未定。
・アイリスアグリイノベーションは通販での販売。6月2日の販売をめざす。
・楽天グループは通販での販売。販売時期は未定。
2000円のお米に関して、消費者に価格の三極化が起こりそうな状況です。
まず、ブランド米は4000円前後で販売される予定です。
前回の備蓄米に関しては、3500円程度で、今回の備蓄米に関しては、2000円程度と、それぞれの価格帯が混在することになりそうです。
果たして、生産者、消費者も納得できる価格に落ち着いていくのでしょうか?