【ファイターズ】清宮幸太郎が口火を切る一発!伊藤大海は7回2失点 雪辱の6勝目でハーラートップタイ!スン・イーレイがプロ初セーブで締めてファイターズ快勝!北海道日本ハム5-2福岡ソフトバンク
5月27日、北海道日本ハムファイターズは、みずほPayPayドームで福岡ソフトバンクホークスと対戦しました。ファイターズの先発は伊藤大海投手。1週間前に敗れた相手へのリベンジを期してマウンドに上がりました。ホークスの先発は有原航平投手。両エースの投げ合いで試合が始まりました。
【画像】2025北海道日本ハムファイターズ 5/22リーグトップに並ぶ9号HRを放ったレイエス選手ほか
試合を最初に動かしたのはファイターズでした。5回表、伊藤投手の力投に応えるように、6番・清宮幸太郎選手が、初球のカットボールをライトスタンドへ運び、先制のホームランを放ちます。
続く7番・松本剛選手がヒットと盗塁でチャンスを広げ、8番・伏見寅威選手が「積極的な走塁で作ってくれたチャンスに応えたい」とセンター前にタイムリーヒット。ファイターズが2点を先制しました。
その裏、ホークスも反撃に出ます。5回裏、先頭の山川穂高選手に、リーグトップタイとなる9号ソロホームランを浴びます。さらに2アウトを取った後、1番・周東佑京選手にも同点ソロホームランを許し、試合は振り出しに戻りました。
それでも伊藤投手は冷静に立て直し、7回を投げて被安打6、失点2としっかり試合を作りました。試合後には「先制してもらった直後に失点してしまったのが悔しいですが、勝ち越し点を取ってくれた野手に感謝しています」とコメントしています。
試合が再び動いたのは8回表。伏見選手が左翼線へツーベースを放ち、送りバントと守備の乱れで無死二、三塁のチャンスを作ります。1アウト後、2番・五十幡亮汰選手が2度のバント失敗の後、フィルダースチョイスで、代走の矢澤宏太選手が生還。勝ち越しに成功しました。
【画像】2025北海道日本ハムファイターズ 5/22リーグトップに並ぶ9号HRを放ったレイエス選手ほか
さらに3番・石井一成選手がスクイズを決めて追加点。五十幡選手も一気にホームを狙いタッチアウトとなりましたが、4-2とリードを広げました。
そして9回表、2アウト一、二塁の場面で8番・矢澤選手のセンターへタイムリーヒットを放ち1点を加えます。
最終回のマウンドには孫易磊(スン・イーレイ)投手が登板。5回のブルペン入り時に9回登板を伝えられていたという孫投手は、打者3人をパーフェクトに抑えてプロ初セーブを挙げました。「2対2の時はちょっと緊張しましたが、自分のリズムで投げられました。これからも頑張ります」とヒーローインタビューに応えました。
ファイターズは28日も福岡でホークスとの試合を行い、5月30日(金)からはエスコンフィールドHOKKAIDOに戻って交流戦前最後の3連戦として千葉ロッテマリーンズと対戦します。30日の試合は、UHB北海道文化放送にて谷口雄也氏の解説で生中継される予定です。(北海道ローカル)