こども園近くにクマ出没「ギリギリのところまでクマの足跡」―緊急対策で“電気柵”を設置_『若い個体の可能性も…冬眠から明けてエサを探しに出たか』体長1~2mほど幅約10センチの足跡〈北海道札幌市〉
4月9日にクマが出没した札幌市南区の認定こども園の周辺に、札幌市が10日朝、緊急で電気柵を設置しました。
9日午後2時ごろ、札幌市南区真駒内にある認定こども園の裏手の山林で、クマ1頭が出没しました。
体長1メートルから2メートルほどで、幅約10センチの足跡も。
園は10日、臨時休園していて、札幌市は10日朝、周辺にクマを寄りつかせないため緊急で電気柵を設置しました。
「(こども園の)ギリギリのところまでクマの足跡が残っていた。若い個体の可能性もあるので、冬眠から明けてエサを探しに出てきたか」(札幌市熊対策調整担当清尾崇さん)
クマの目撃は全道で2025年135件に上っていて2024年に比べ、すでに30件以上増えています。