【ヒグマ速報】"子ども園"の近くにクマ1頭「森の上の方へ歩いていった」市が急遽、電気柵を設置へ＿3キロ以上離れた場所でもクマ目撃…札幌市南区真駒内

真駒内でみつかったクマ足跡（提供：札幌市）

　4月9日午後、札幌市南区のこども園近くの山の中でクマ1頭が目撃されました。

　9日午後2時すぎ、札幌市南区真駒内の「ときわみなみのこどもえん」の職員から「クマ1頭が森の上の方へ歩いていった」と警察に通報がありました。

　クマは体長1～2メートルほどで、札幌市が調べたところ、幅約10センチのクマの足跡が確認されたということです。

　人や物への被害は確認されていません。

　クマの出没を受け市は10日、こども園のまわりに電気柵を設置する予定です。

　また、3キロ以上離れた札幌市南区滝野でも9日、体長約1メートルのクマ1頭が目撃されました。

　目撃されたのはゴルフ場の「滝野カントリークラブ」から北側約200メートル先の市道沿いで、人や物への被害などは確認されていません。

　真駒内で目撃されたクマと同じ個体かは分かっていませんが、現場近くには住宅もあることから、警察が注意を呼び掛けています。