【速報】強風でトタン屋根の一部が飛ばされ電柱や電線にひっかかる_ケガ人なし_最大瞬間風速21.6メートルを観測した北海道札幌市

電線にひっかかった金属板

　札幌市で3月26日午後、風で飛ばされたとみられる金属板が電線に引っ掛かり、一時交通規制が敷かれました。

　26日午後1時ごろ、札幌市豊平区月寒東2条16丁目付近の道路上に、金属板2枚が落ちているのを通りがかった人が発見し、国の道路緊急ダイヤルに通報しました。

　

　札幌市によりますと、見つかった金属板は長さ1メートルほどで、発見時は地面に落ちていましたが、その後、強風で飛ばされたのか、1枚は電線に、もう1枚は電柱に巻きつくように残されていました。

　現場では警察による交通規制が敷かれ、回収作業が進められていました。これまでのところ、けが人の報告はありません。

　

　警察によりますと、現場から500メートルほど離れた住宅から屋根のトタン6枚がはがれたとの通報があり、このうちの2枚が飛ばされたとみられています。

　26日の北海道は低気圧の影響で風が強まり、札幌市では午前11時半ごろに最大瞬間風速21.6メートルと、今年一番の強風を観測していました。