「ノースサファリサッポロ」動物と宿泊できる新たな施設の許可を保健所に「早く許可を出せ」と迫っていたことが判明 北海道札幌市

UHB 北海道文化放送

　無許可の建物の撤去を求められている札幌市南区の動物園「ノースサファリサッポロ」が2024年に新たな宿泊施設の許可を札幌市に迫っていたことがわかりました。

　20年にわたり園内に建物156棟を無許可で建てていた札幌市南区の動物園「ノースサファリサッポロ」。

保健所に許可を迫っていた

　札幌市によりますと動物と宿泊できる「アニマルグランピング」と呼ばれる施設の許可をめぐり、ノースサファリが2024年8月から9月にかけて札幌市保健所に「早く許可を出せ」などと強く迫っていたことが新たにわかりました。

　当時札幌市が違法建築物の撤去を求めていましたが、ノースサファリは「都市計画法と旅館業法は関係ない」などと主張。

　保健所はその後の許可申請を受け、法律に基づき許可していました。