【凄惨】内田梨瑚被告(22)死亡した女子高校生に暴行を加える様子をビデオ通話で「ライブ配信」さらに被害者のスマホでも…服脱がし橋の欄干に座らせ突き落とす_1番舎弟の女きょう初公判【旭川女子高校生殺害】
北海道旭川市で2024年4月、17歳の女子高校生を橋から転落させ殺害したとして起訴されている内田梨瑚被告(22)が、事件当時、暴行の様子を別の少年(17)にビデオ通話で見せていたことが明らかになった。
■事件の概要
この事件では、内田被告と共謀した当時19歳の小西優花被告(20)が、留萌市に住む女子高校生を旭川市の神居古潭の橋から転落させ殺害したとして、殺人などの罪に問われている。
捜査関係者によると、事件の発生時刻は深夜。事件に関与し先に帰宅していた少年が、午前3時30分頃に内田被告に電話をかけたところ、内田被告は通話をビデオ通話に切り替え、暴行の様子を映していたという。
■暴行の中継と証拠
ビデオ通話の時間は8分9秒。通話履歴は残っていたが、映像は保存されていなかった。
内田被告は自身のスマートフォンだけでなく、被害者のスマートフォンでも暴行の様子を撮影していた。
このビデオ通話の相手である少年は、監禁の非行内容で少年院送致となっている。
■裁判の争点と証人尋問
2月27日から始まる小西被告の裁判員裁判では、証人尋問に内田被告とビデオ通話をした少年が出廷予定。ただし、内田被告は証言を拒否するとみられている。
小西被告は起訴内容を認めており、争点は量刑となる見通しだ。
■事件当時の状況
弁護側の主張によると、事件当時、現場にいたのは内田被告、小西被告、そして被害者の3人のみだった。
暴行後、内田被告が「服を脱げ」と命じ、橋の欄干に座らせた。
謝罪の様子を動画で撮影中、小西被告が膝を軽く押し上げたが、被害者は「嫌だ」としがみつき元の位置に戻った。
その後、再び内田被告の指示で欄干に座らされ、川側を向くような形で座るよう命じられた。
小西被告が二の腕と背中を押し、内田被告が背中を両手で押した結果、被害者は転落。橋を支えるロープにしがみついたが、最終的に川へ落下した。
小西被告は手を伸ばし助けようとしたが、届かなかったという。
■逮捕後の供述 2人の食い違い
内田被告は「橋から落ちたかどうかは知らない。置いてきただけだ」と関与を否定。
小西被告も「川に突き落としてはいない」と供述。
しかし、事件当日の状況がビデオ通話や映像記録を通じて明らかになりつつある。
■今後の裁判日程
小西被告の裁判は2月27日開始。判決言い渡しは3月7日の予定。
一方、内田被告の裁判期日は決まっていない。
事件の詳細がどこまで解明されるのか、今後の裁判に注目が集まる。