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最も遅い「流氷初日」 オホーツク海の流氷ようやく肉眼で確認…陸から約20キロ沖合に氷の塊確認 冬型の気圧配置長続きせず南下遅れる 北海道網走市

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2月15日観測された沖合の流氷(提供:網走地方気象台)

2月15日観測された沖合の流氷(提供:網走地方気象台)

 網走地方気象台は2月15日午前10時20分、網走市から水平線上で流氷を肉眼で確認できたとして、「流氷初日」を観測したと発表しました。


 網走地方気象台から北~北東約20キロ先の沖合に流氷があるということです。

 2025年は、冬型の気圧配置の期間が短かく、風が弱かったなどが原因で流氷の南下が遅れ、去年より27日、平年より24日遅い、1946年の統計開始以来最も遅い「流氷初日」の観測となりました。

 気象台によりますと、網走市で流氷が岸に近づき船が航行できなくなる「流氷接岸初日」の観測は最も遅かったのは2016年2月22日で、この記録も更新する可能性があります。