【JR北海道】作業員のうそ報告に加え“上司”も口裏合わせて『隠ぺい工作』…見張り配置せず保線作業→貨物列車が非常停止_北海道運輸局が「保安監査」へ
2024年11月、貨物列車が接近する中、JR北海道の作業員が保線作業を続け列車が非常停止した問題で、北海道運輸局は2月12日、JR本社に保安監査を実施します。
2024年11月、JR砂川駅構内で保線作業員が必要な見張りを配置せずに作業をするなどし、貨物列車が非常停止しました。
当時、作業員は「道具を取りに戻った」と上司にうその報告をしていたことが判明していますが、上司も見張りをしなかったことを隠ぺいしようと、作業員全員に口裏を合わせるよう伝えたうえで、当時の作業計画表などを改ざんしました。
これを受け、北海道運輸局は「輸送の安全確保に影響を及ぼすおそれがある行為」として、JR北海道の安全管理体制を確認するため、2月12日に臨時の保安監査を実施する方針です。