【架空請求詐欺】インチキ法務省職員から電話「あなたがサイバー攻撃に関与、示談金が必要」ビックリした60代男性、現金130万円だまし取られる…北海道で1月に架空請求詐欺27件、被害額約1900万円に
60代の男性が、法務省職員を名乗る男などからの電話で、現金130万円をだまし取られる架空料金請求詐欺事件がありました。
1月28日、北見市に住む60代の男性のもとに、法務省の職員を名乗る男などから「あなたがサイバー攻撃に関与している。多数の方に損害を与えているので、示談金が必要になる。」などと電話がありました。
話を信じた男性は1月28日から31日までの間に、3回にわたって指定された口座に現金計130万円を振り込みました。
男性はさらに現金を要求されたことから「これはおかしい」と感じ、2月6日に警察へ相談。だまされたことが分かりました。
警察は「身に覚えがない請求には簡単に応じず、警察に相談してください」と注意を呼び掛けています。
北海道警察によりますと、北海道では2025年1月に架空請求詐欺事件が27件発生。被害総額は約1900万円にのぼり、前年同月比と比べて被害総額は約24倍に急増しています。