雪の深さはヒザぐらい…「こんなの初めて」大雪で函館市電が相次いで“立ち往生”全線で運休 さっぽろ雪まつりコンクール準優秀賞『ドラゴンの氷像』1基が無残にも倒壊 突風が原因か 北海道
路面電車が、繁華街の真ん中で立ち往生しています。
運転士でしょうか。レールについた雪をかき出しています。
2月5日の夜、雪の影響で函館市電が相次いで立ち往生し、午後9時30分以降、全線が運休しました。
北海道付近にとどまる低気圧の影響で、2月5日から6日の朝にかけて、函館市など南西部を中心に大雪や猛吹雪になりました。
これは5日、函館市内に固定したカメラの映像です。
時間とともに積雪が増えていくのが分かります。
「こちら歩道なんですが全く見えなくなってます。そして雪の深さは膝くらいまであります」(佐藤健カメラマン)
屋根の除雪に手が回らないまま走る車や道なき道を散歩する犬。
「一気に来た。4回から5回ぐらい雪かきした」「こんなの初めて」(いずれも函館市民)
この荒れた天気が関係しているのでしょうか。さっぽろ雪まつりでも。
5日午後11時ごろ、すすきの会場で展示されていた氷像1基が突然、倒壊しました。
倒れた氷像は、大きな翼を広げた大迫力のドラゴン。
コンクールで、準優秀賞に輝きましたが、倒れた直後の写真を見ると無残にも地面にバラバラになってしまっています。
ケガ人はいませんでした。
目撃者に聞くと。
「強めの風が一瞬吹いたかと思ったらドーンという音と共に崩れ落ちた。近くには観光客と思われる大人2、3人と子供1人いた」(倒壊を目撃した人)
会場を運営するすすきの観光協会によりますと、突風で倒壊したとみられ、他の氷像を点検し、いまのところ異常は見つかっていないということです。