【ファイターズ情報】二刀流3年目の矢沢宏太“春季キャンプでは野手専念”開幕スタメンを目指し「求められているところでやっていきたい」

春季キャンプは野手に専念する矢沢選手

　2月4日、北海道日本ハムファイターズの春季キャンプ（沖縄県・Enagicスタジアム名護）4日目、投打二刀流3年目を迎えた矢沢宏太選手（24）が第一クールを終えました。

　この日は特打のメニューをこなし、「良いコンディションでできている」と練習を振り返った矢沢選手。さらに「まず開幕スタメンを。野手として試合に出ることを最優先にやっていきたい」と、熾烈な外野手レギュラー争いに名乗りを上げました。

　春季キャンプについては「今のところ（投手の）メニューは入っていない」と、打者練習に専念していることを明かしました。

　矢沢選手は昨シーズン、投手としてプロ初勝利を挙げ、17試合に登板し1勝2敗3ホールド、防御率4.05。打者としては28試合に出場し2安打、打率.111でした。

　打者としてのポテンシャルはチーム随一。パンチ力のある打撃と俊足を活かしたプレーが大きな戦力となることが期待されています。

　投手への思いについて問われると、「求められるところでやっていきたい」と語り、現時点では“野手・矢沢”としての道を進む覚悟を示しました。