<ススキノ首切断事件>『血をきれいにしてきた』首切断し帰宅後…娘・瑠奈被告が母親に言い放つ「突拍子もない話で何を言っているんだろうと」浩子被告が証言 まもなく修被告の7回目裁判 北海道札幌市
■首切断し帰宅後『血をきれいにしてきた』
札幌・ススキノのホテルで男性が殺害され、親子3人が逮捕された事件。
父親・田村修被告の7回目の裁判員裁判が2月4日午前11時から開かれ、母親・浩子被告の証人尋問のほか、修被告への質問が行われる予定です。
この事件は2023年7月、ススキノのホテルで男性を殺害後、首を切断し頭部を持ち去ったとして田村瑠奈被告が殺人などの罪で、両親が殺人や死体遺棄などを手助けした罪で逮捕・起訴されたものです。
1月30日の裁判で、浩子被告は泣きながら娘・瑠奈被告との事件後のやりとりを明かしました。
「(帰宅後)変わったことはあったか?」(弁護人)
「瑠奈が『血をきれいにしてきた』と言ってきた」(浩子被告)
「瑠奈被告はどんな様子だった?」(弁護人)
「あまり変わらない。突拍子もない話で何を言っているんだろうと思った」(浩子被告)
■事件翌日の新聞で「娘がかかわってるのは間違いないと思った」
「娘の犯行を確信したのはいつか?」と聞かれると…
「(事件翌日の2023年7月)3日、新聞の朝刊で『ススキノで事件・男性の遺体・同行者の行方を捜している』という記事を見た。これに関連しているのではと思った」
「娘に見せると『それをとっといて』と言ったので、これに関係しているんだと思ってショックを受けたというか、衝撃を受けた。娘がかかわってるのは間違いないと思った」(いずれも浩子被告)
殺人などの罪で起訴されている瑠奈被告は鑑定拘留中で、公判の見通しは立っていません。