ロシアが不法占拠中の北方領土・歯舞群島の水晶島で”新施設” 青い屋根の建物と鉄塔 元島民は「ロシアが国境の警備を強めているのでは」
ロシアが不法占拠を続ける北方領土・歯舞群島の水晶島で、建物の増築が確認されました。
北海道・根室市の納沙布岬から約7キロ離れた水晶島を見ると、以前から島にある灯台の近くに、新たに鉄塔のようなものが建てられていました。
また、離れたところには青い屋根の建物が増築されているのが確認されました。
水晶島ではロシア国境警備隊が常駐していて、警備施設のひとつが増築されたとみられています。
「建物のところの電気が毎日、もう一日中24時間ついています」(北方館 館長 岩山 幸三さん)
根室市に住む元島民らは「ロシアが国境の警備を強めているのでは」と話しています。