【ファイターズ】ドラゴンズから新加入“福谷浩司”は古巣への愛と優しさ溢れる男… 「出たからこそわかるドラゴンズの良さは絶対にある」

練習後にファンにサインを書く福谷投手

　2月1日、沖縄県（Enagicスタジアム名護）でキャンプインした北海道日本ハムファイターズ。

　2024年オフに中日ドラゴンズからFAで移籍してきた福谷浩司投手（34）が注目されています。

　キャンプイン前日、メディアからファイターズの印象について問われると「ドラゴンズと似ていて明るいですね」と古巣との共通点を感じたと話しました。

　キャンプ初日のブルペンでは、ドラゴンズ時代のチームメイトである郡司裕也選手（27）が球を受け「郡司が受けてくれたから良い投球ができました」と後輩を称えました。

　さらに「まだ数日しか経っていないけどドラゴンズの良さに気付けなかった自分がいる。出たからこそ分かるドラゴンズの良さは絶対にある」と古巣への感謝と愛を語りました。

　一方で、福谷投手の“優しさ”も垣間見えたキャンプ初日となりました。

　朝の球場入り時の“ぶら下がり取材”では、「皆さん、朝早くからご苦労様です」とメディアに丁寧な挨拶。
　
　練習の合間にはファンと談笑する姿も見られました。

　練習後には集まったファンに30分以上かけてサインを書き「2024年のキャンプは二軍だったので、2クール分くらいのサインをさせていただきました」と笑顔で初日を締めくくりました。

　新チームでの目標については「チームが苦しい時に救うこともそうだけど、トレーニングの姿勢などマウンド以外でもできることがあると思います」と語った福谷投手。

　その人間性は、必ずチームにプラスをもたらすはずです。