【闇バイトを“落語”で撲滅へ】日給5万円・即日支給・未経験者OK『ホワイト案件』に応募…「バイト内容が強盗じゃねえかよ」はたして最後のオチは？ 制作した落語家の三遊亭好楽さんに北海道警が感謝状贈呈

UHB 北海道文化放送

　落語を使って闇バイト撲滅へ。制作に協力した落語家の三遊亭好楽さんに北海道警察が感謝状を贈りました。はたして最後の「落ち」は？

　「闇バイトは犯罪。勇気をもって警察に相談を」（落語家 三遊亭好楽さん）

　好楽さんが闇バイト撲滅に向けつくった落語。2023年からYouTubeの道警公式チャンネルや各警察署で公開されています。

　動画は日給5万円、即日支給、未経験者OKという「ホワイト案件」の闇バイトに、応募した男性2人組の小噺。

　さっそく犯行グループの指示で現場に向かった2人は。

　「八、これっておめえ、バイト内容が強盗じゃねえかよ。お年寄りの家に入って金奪ってこいって」（好楽さん）

　闇バイトに気づいた2人は、すぐに警察に通報。逮捕された犯行グループ、はたして最後は。

好楽さんが闇バイト撲滅に向けつくった落語

　「なんだよ。俺たちが欲しかったのはたくさんの『お札』だったのに、来たのは大勢の…『サツ（警察）』だったよ…」（好楽さん）

　この落語は、好楽さんの弟子で帯広署に勤務する警察官の男性が依頼し実現したもので、道警本部は1月12日、好楽さんに感謝状を贈りました。

　「闇バイト、悪いことは絶対やめさせなければいけない。みんな仲良く笑顔で暮らそう」（好楽さん）