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北海道・岩見沢市で”4年ぶり”「豪雪パトロール」”2度目”の出動 除雪に追われた80代独居女性は「手が湿布だらけ…」 落雪トラブルは9件中7件が”空き家” で発生

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 積雪が1メートルを超え、平年の約2倍となっている北海道・岩見沢市で1月8日、市の職員による豪雪パトロールが行われました。

 岩見沢市の「豪雪パトロール」は積雪120センチを目安に行われます。

 この冬、これが2度目の出動で、1シーズンに複数回行われるのは4年ぶりです。

 「一番困ってるのが除雪ですよね、屋根の。手があちこちサロンパスだらけで」(80代の独居女性)

 1月8日朝の岩見沢市の積雪は114センチで、平年の約2倍です。

 市の職員は、一人暮らしの高齢者など約2500世帯を回り、ストーブの給排気筒が雪で埋もれていないかなどを確認しました。

職員による雪かき

職員による雪かき

 市がこの冬に行った除雪は34回。

 過去3年間の同時期の平均より、すでに10回多くなっています。

 「こちらの住宅、すっかり雪で覆われていて、車庫も雪でふさがれています」(熊坂友紀子記者)

 空き家も大きな問題に…。

 こちらの女性は、隣の空き家が除雪されないことに困っていました。

 「つながっちゃったんですよ、(空き家と)自宅の車庫が雪で。家に傷がついたとか、嫌な思いをする前に雪を何とかしてくれませんかと(不動産会社に)お願いしたんですよ」(80代女性)

 岩見沢市に寄せられている落雪トラブルは1月8日までに9件あり、このうち7件が空き家で発生していました。
 
 雪が降り、プラス気温に上昇したあとは、落雪事故に注意が必要です。

 豪雪パトロールは1月10日まで行われる予定です。