「警察にバレなければお酒が入った状態で車を運転してもいいだろう」35歳男を酒気帯び運転の現行犯で逮捕 基準値の3倍のアルコール検知 直前に工事車両と接触し警備員を巻き込む事故から逃走 北海道札幌市
札幌市南区で酒を飲んだ状態で乗用車を運転した札幌市清田区に住む自称・会社員の男(35)が酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。
警察によりますと、男は11月27日午後10時50分ごろ豊平区のミュンヘン大橋で、工事中を知らせるために停車していた軽トラックに対向車線をはみ出して衝突。そのはずみで軽トラックの後ろに立っていた警備員が巻き込まれました。
男は停車することなくそのまま逃走。現場を通り掛かり事故を目撃した運転手が「工事現場の車に衝突した車が逃げた」と警察に通報し、男の車を追いかけました。
衝突から10分後、橋から1キロほど離れた南区澄川4条3丁目で、目撃者からの情報で駆け付けた警察官が男の車を発見し、男から話を聞くと男から酒の匂いがしました。
警察が男の呼気を検査すると基準値の3倍以上のアルコールが検知されたため、その場で逮捕しました。
調べに男は「警察にバレなければお酒が入った状態で車を運転してもいいだろうと思いました」と話しています。
警察は当て逃げの可能性も視野に調べを進めています。