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【JR貨物の列車が脱線】運休相次ぐも復旧めど立たず… 付近の住民は「ガリガリガリガリッとものすごい音がした」 JR北海道は会見で「10月6日の検査で異常はなかった」 国の運輸安全委員会が現地調査へ

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 11月16日未明、北海道・森町のJR函館線で貨物列車が脱線しました。


 「貨物列車が止まっています。車輪を見てみると、線路から外れているように見えます」(佐藤健カメラマン)

 JR貨物などによりますと、16日午前1時40分ごろ、森町のJR函館線で、宅配の荷物や加工食品などを積んだ貨物列車が走行中、「車両の後方部分が引っ張られる感覚があった」として運転士が列車を非常停止しました。

 列車は21両編成で、12両目以降の複数の車両が脱線、または車両の連結部分が分離していました。

 ケガ人はいませんでした。

 「ガリガリガリガリッとものすごい音がしたの。雷だなと思ってね、ベッドから起きたんだよ」(近くに住む女性)

 付近のレールには陥没などが3か所見つかりましたが、脱線の原因なのか、脱線によりできたものなのかは分かっていません。

 午前11時現在、特急22本を含む26本が運休しています。

 復旧のめどは立っておらず、JRはバスの代行運転を検討しています。

 「直近、軌道検測車による計測は10月6日に実施し、異常はなかった」(JR北海道 島村昭志常務)

 国の運輸安全委員会は16日午後にも現地入りし、事故原因を調べます。