【今冬は雪多い】札幌市の雪対策は”排雪強化“へ 予算278億円で過去最大を更新 昨年度より14億円増加 人件費や電気代の高騰が影響…北海道札幌市
まもなく雪シーズン! 札幌市の予算は過去最大の“278億円”
まもなくやってくる雪のシーズン。10月30日、札幌市は、今シーズンの除排雪事業の方針を発表しました。この冬は12月などの早い時期の大雪には、排雪を強化します。
「吹雪いたから吹き溜まりとかで朝起きたらちょっとびっくりした」
「毎年やってますけど大変ですね」(ともに今年2月の札幌市民)
2月の札幌市内は、道路脇に高い雪山が…。昨シーズンの雪の量は、平年並みだったものの、暖気で路面がザクザクになる時期もありました。
今年度の雪予算 過去最大の『総額278億円』
30日、札幌市が発表した今年度の雪対策の予算は総額278億円と、過去最大を更新。前年度より14億円増加したものの、人件費や電気代などの高騰が影響しているということです。
「排雪に関わる費用で最も多い金額となっておりまして、約141億円となっており」(札幌市職員)
12月から1月上旬の冬の初めに大雪が降った場合は排雪作業を前倒し、道路脇の雪山を全て排雪することや、大雪時は、企業に時差出勤や出勤抑制を求める対策を行うと説明しました。
気象庁の予報によりますと、北海道の日本海側は、2024年の冬は降雪量が多くなる予想で、雪の季節も早めに到来する可能性があります。