【知床の観光船沈没事故】2年後に発見された乗客の"デジタルカメラ" データを復元…"乗船中"の写真も 乗客家族「奇跡だ」
2022年知床沖で観光船が沈没した事故で、発見された乗客のデジタルカメラのデータが復元されました。
船から撮影された写真もあり、家族は「奇跡だ」と話しています。
海の上から撮影された、まだ雪が残る知床半島。
観光船沈没事故から2年後、発見された乗客のカメラから復元されました。
2022年4月、観光船KAZU1が沈没。
乗客乗員20人が死亡、6人の行方がわかっていません。
2024年8月、羅臼町の漁師・桜井憲二さんら捜索ボランティアは知床岬の西側でデジタルカメラを発見。
その後、乗客のものと判明しました。
データを復元したところ、約80枚の当日の写真が確認できました。
乗客の家族は弁護士を通して「息子のデジカメがこうして見つかったことは、本当に奇跡であり、息子が思い出の写真をどうしても私達家族に、見せたかったのではないかと感じています」などとコメントしています。