【北海道の天気 10/14(月)】3連休明けは南風が強く夕方以降は秋の嵐も…雷を伴った強い雨に注意!早めの帰宅がオススメ
(菅井貴子気象予報士が解説)午後6時40分現在
◆オオハクチョウ
根室市と別海町にまたがる風連湖は、
日本で最も多くのハクチョウが飛来します。
ロシアの沿岸で夏を過ごしたオオハクチョウが、
先週末から姿を見せ始めました。
“冬を告げる使者”とも呼ばれますが、
今年は、例年より少し早いそうです。
湖が凍る11月末~12月初めまで、風連湖で羽を休め、
その後は、より暖かな本州へと渡っていきます。
渡り鳥の様子からも季節の歩みが感じられますね。
◆あす15日(火)の天気
全道的に南風が強まり、大気の状態が不安定です。
夕方以降は、日本海側や道南で、活発な雨雲がかかり
雷を伴い強い雨の降る所があるでしょう。
風も強いため、傘がさせないほどです。
◆あす15日(火)の気温
朝はけさほどの冷え込みはなさそうです。
日中は、日差しが少なくても、生ぬるい南風で気温が上がり、
20℃を超える所が多いでしょう。
予想最高気温は、札幌21℃、留萌・小樽で22℃です。
◆札幌の10日間予報 15日(火)~24日(木)
16日(水)は朝は雨が残りますが、急速に天気が回復し日中は晴れるでしょう。
18日(金)まで秋晴れが続き、過ごしやすい陽気ですが、
週末は、今シーズン一番の寒気が流れ込み、
20日(日)は、最低気温が5℃、最高気温でも11℃です。
冠雪した手稲山の姿が見られたり、
中山峠は、うっすらと雪が積もったり、路面が凍結するおそれがあります。
◆全道の週間予報 15日(火)~18日(金)
16日(水)は、日中は天気が回復し、18日(金)にかけて晴れる所が多いでしょう。
19日(土)は、寒冷前線が通過するため、天気が崩れそうです。
降り始めは雨でも、山沿いや道北の内陸部では雪に変わるでしょう。
20日(日)は、石北峠など標高の高い山では積雪状態となりそうです。
最新の道路情報にも注意をして下さい。