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【ハンター"日当8500円"出動辞退問題】報酬額が4倍超えも!クマ駆除で新体制発足 出動時の計8時間労働で”報酬額4万1600円” 北海道奈井江町

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地元猟友会が協力辞退した「日当8500円」波紋が広がっている

地元猟友会が協力辞退した「日当8500円」波紋が広がっている

 北海道奈井江町の猟友会がクマ出没時の出動を辞退した問題。町は町内外のハンター11人で構成される新体制をつくりました。

 この問題は、クマが出没した際に出動したハンターに町から支払われる報酬額などを巡り、地元の猟友会が出動を辞退したものです。

 これまでに町が提示していた額は日当8500円(4800円=基本日当=と3700円=見回り代など=)。発砲した場合は1800円が加算され、1日の最大報酬額は1万300円でした。

新体制を発表した奈井江町役場

新体制を発表した奈井江町役場

 ただ、町は7月30日までに、道内58の自治体の平均額を参考に報酬額を新たに算出。

 4800円の日当を基本にした上で、クマ出没時の見回りで出動した場合は1時間当たり1400円、緊急の駆除で出動した場合は1時間あたり2100円、クマ捕獲時で2万円を上乗せすることにしました。

 町の試算では、クマの駆除対応で出動し計8時間稼働した場合、報酬額は4万1600円になります。

 クマの解体はハンターが行い、焼却処分は町が担う方針です。

 新体制のメンバー11人には、地元猟友会のメンバーは入っていません。