【基準値10倍アルコール】泥酔運転で逮捕された39歳・高校の男性教師が懲戒免職…過去にも無断欠勤した挙句　校長や教頭を「オマエ・ボケ・ボンズ」呼ばわりする暴言乱発　札幌市教委

札幌市教育委員会

　札幌市教育委員会は7月25日付で、札幌平岸高校に勤務する39歳の男性教師を懲戒免職処分にしたと発表しました。

　市教委によりますと男性教師は6月26日昼ごろ、千歳市内を酒気帯びの状態で乗用車を運転し、警察に逮捕されていました。

　警察によりますと男性教師は当時、呼気検査で基準値の10倍ものアルコールが検出されていましたが、調べに「酒は抜けていた」などと供述していました。

　また男性教師は、2023年9月と、2024年2月、5月に計3日間、正当な理由がないまま無断欠勤していました。

　その際、男性教師は、連絡をとった校長や教頭に対し激高した挙句、呂律が回らない状態で「オマエ、キミ、ボケ、ボンズ」などと罵声を浴びせ、職場の秩序を乱す行為をしたということです。

　男性教師はこうした行為や言動により、これまで口頭訓戒や、6ヵ月の減給処分、3ヵ月の停職処分を受けていましたが、飲酒運転で逮捕されたことで、ついに免職処分となりました。

　市教委の調べに対し男性教師は「学校や市教委に対し、多大なるご迷惑をおかけしました。教師の立場でありながら、このような行為により信頼を裏切ることになり、深くお詫び申し上げます」と反省の弁を述べたということです。

　今回の処分について、札幌市教委は「不祥事の根絶に向け、引き続きあらゆる機会をとらえて服務規律の確保に務めてまいります」とコメントしています。