【身内の自民党が独自調査】長谷川岳参院議員 北海道議会議員にも“威圧的言動”…53人に聞き取りし3件確認「支持者にもう応援しないように話するからね」との圧力も
北海道や札幌市の職員への威圧的言動が問題になっている自民党の長谷川岳参院議員が、同じ政党の道議会議員にもハラスメントを疑われる言動があったことが分かりました。
問題の広がりを受け、自民党の北海道支部連合会(道連)が所属する道議会議員53人へ聞き取り、3件が確認されました。
1. 丘珠空港の活性化を目指す「丘珠研究会」でのシンポジウム開催を威圧的な言動で中止に追い込む(2022年)
2. 参院選挙で自身以外の自民党の候補者を支援する道議会議員に圧力をかける(2022年)
3. 道議会の議会運営に強い圧力をかける(具体的な時期は不明)
道連の関係者によりますと、ハラスメントが疑われる発言がいくつもあったといいます。
「今後、あなた(道議会議員)とは付き合えないよ」「あなた(道議会議員)の支援者に、もう応援しないように話するからね」
“身内からも批判” 道連会長が長谷川議員に猛省うながす
身内の道連からも批判された格好。今後、道連会長の中村裕之衆院議員が長谷川議員に事情を聴いたうえで、言動を改めるよう伝える予定です。
長谷川参院議員の威圧的な言動をめぐっては、北海道や札幌市の職員などに威圧的な言動を繰り返していたことが明らかになっています。
「そこの札幌市の連中!あんたから1回もありがとうもくそもメールもない。ありがとうもない。結果もない。誰だお前はって感じだよね」(長谷川岳参院議員)
札幌市の職員に強い口調で告げていた長谷川参院議員は「自分の行き過ぎた言動や対応に猛省している。今後全力で信頼回復に努め、二度とこのようなことがないようする」と謝罪しています。