季節外れの”トキシラズ” 定置網漁まもなく最盛期 ここ数年不漁が続く中 競りは例年より高値で取り引き

 北海道東部の沿岸では「トキシラズ」の水揚げが続いています。

 漁は6月中旬、最盛期を迎えます。

 季節外れの春から夏にかけて遡上するサケ「トキシラズ」。

 北海道東部で定置網漁が行われています。

 根室市の歯舞漁協所属の漁船が港から30分ほどの漁場で網を引き揚げると、タラやカレイなどと一緒にトキシラズが姿をみせました。

 歯舞市場によりますと、近年トキシラズは不漁が続いていて、2023年も水揚げは低調です。

 競りでは大きいサイズのもので、1キロあたり3000円と例年より高値で取り引きされています。

 漁は6月中旬に最盛期を迎え、8月上旬ごろまで続きます。