なぜ北海道の灯油が突出して高い?この冬「ほんと越せない」道民は悲鳴…配達価格1リットル当たり158.8円で最高値更新―2025年の同時期より約30円も値上がり〈輸入灯油への補助制度に期待も〉
10月21日に発表された北海道内の灯油の配達価格は、1リットル当たり158.8円。
先週からわずかに値上がりし、過去最高値を更新しました。
2025年の同じ時期より約30円も高く、もはやレギュラーガソリン並みに。
「この価格(158.8円)だったら、ほんと(冬を)越せないかな」
「この間 4万円ぐらい払って141円だった。158円ならいくらになるのか…」(いずれも道民)
果たして今後は…
石油製品の価格動向を調査している石油情報センターによりますと、上げ幅は落ち着いてきていて、今後、国による海外から輸入する灯油への補助制度が始まれば、価格が下がることが期待できるといいます。
灯油価格は全国的にも上昇傾向にありますが、特に北海道が突出しています。
全国平均では10月21日時点で153.5円で、今年度は150円前後で横ばいが続いていましたが、秋に入り上昇。一方、道内は9月から急激に約10円も一気に上がり21日時点で158.8円と、全国平均を大きく上回りました。
背景には中東情勢の混乱の長期化がありますが、北海道だけが高い理由は「輸入灯油の割合」にあります。
全国では国内で精製した灯油が約9割を占め、輸入灯油は約1割にとどまります。ところが北海道では約3割を輸入などに頼っており、輸入灯油の価格上昇の影響を受けやすい構造となっています。
国は輸入価格と国内卸売価格の差額を補助する制度を検討しており、早ければ11月ごろから価格が下がることも期待されています。
北海道の暮らしに欠かせない灯油。本格的な冬を前に、道民の家計への負担が懸念されます。




















