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「怒り心頭」「善意を台無しにする行為」赤い羽根共同募金"約2億5000万円"使途不明金で逆風の中、2026年度の活動を開始…一部団体は参加見送りも〈北海道恵庭市〉

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使途不明金問題に揺れる赤い羽根共同募金

使途不明金問題に揺れる赤い羽根共同募金

 約2億5000万円の使途不明金問題に揺れる「赤い羽根共同募金」で、10月1日から2026年度の募金活動が始まりました。


 逆風の中、北海道恵庭市では市内10か所で街頭募金が行われましたが、募金の成果は「やっぱり悪い」と厳しい現実に直面しています。

 恵庭市のJR島松駅前では、恵庭市共同募金委員会の青柳康行会長らが街頭に立ち、道行く人に協力を呼びかけました。

 共同募金をめぐっては、北海道内の活動母体で寄付金のうち約2億5000万円の使途不明金が浮上。

 青柳会長は「小さな子どもから高齢者まで、お小遣いを募金に回して投入してくださった。そういう善意を全部台無しにしてしまうような行為だ」と怒りをあらわにし、「まったく怒り心頭です。このことはこれから改革・改善にぶつけていきたい」と語気を強めました。

 問題の影響は募金活動にも及んでいます。

2026年度の募金が開始 (恵庭市 JR島松駅前)

2026年度の募金が開始 (恵庭市 JR島松駅前)

 「一度は参加していたが今回は遠慮させてもらうという声がちらほら聞かされている」と青柳会長は明かします。


 恵庭市役所の職員も「もしかしたら風当たりがあるかもしれない。大変ですよね」と不安をのぞかせました。

 一方、街頭では「今日の新聞見たよ」「大変ですね、ご苦労様です」と声をかける市民の姿も。

 青柳会長は「逆境の中ですけど、市民の皆さんも恵庭市のためにという思いでいてくださる。感謝にたえません」と話しました。

 それでも、募金の成果を問われると「やっぱり…悪いです。はっきり言って」と厳しい表情を見せ、「無言で通っていく人たちは何かを感じているのかなという思いも見受けました」と吐露。

 「恵庭市では戦後続いてきた助け合いの精神をここで断ち切るわけにはいかない。時間はかかると思うが、市民の善意の募金が役立っていることを大いに知らせて、理解を深め、徐々に以前のような盛り上がりになるようにしたい」と前を向きました。

 恵庭市の原田裕市長は「皆さんが集めていただいた募金の大方は、市内の方々の活動に使わせていただいている」と述べました。

 募金活動は2027年3月まで続きます。



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