【速報】2人死亡・95人重軽傷「北海道庁爆破事件」札幌地検が証拠89点を所在不明と発表「誠に遺憾であり反省すべきもの」死刑確定の再審請求中に_目撃証人の調書について虚偽の回答も
1976年に起きた北海道庁爆破事件をめぐり、札幌地検は8月31日、保管している証拠89点が所在不明になっていると発表しました。
第4次再審請求の審理が進む中での異例の事態です。
道庁爆破事件は1976年3月2日、札幌市の北海道庁本庁舎1階に仕掛けられた手製の時限式爆弾が爆発し、2人が死亡、95人が重軽傷を負ったものです。
殺人罪などで死刑が確定した大森勝久死刑囚(76)の弁護団が2025年6月30日、札幌地裁に第4次再審請求を申し立てています。
札幌地検によりますと、所在不明の証拠89点ありました。
内訳は以下の通りです。
・70点は原本発見
・17点は写し発見(原本があったかは中身に関わるので差し控え)
・2点は原本も写しもなし
さらに確定審の公判で検察官が、裁判所からの質問に対し、目撃証人の調書について虚偽の回答をしていたことが判明。
実際には検察官面前調書5通と警察官面前調書4通の計9通が作成されていたにもかかわらず、検察官面前調書4通と警察官面前調書2通の計6通しかないと回答し、弁護側に6通のみを開示していました。
道庁爆破事件ではこれまで3次にわたる再審請求がいずれも棄却されています。
札幌地検は、一部の証拠が見当たらない状況に至ったことについて「誠に遺憾であり反省すべきものであると考えている」とコメント。
一方、確定審当時の検察の対応については「証拠開示制度の下でその運用を行っている現在の視点から見ると、誠に遺憾であり反省すべきものであると考えている」としています。


















