「一番きついのは人手が少ない」廃線、人口減少、人手不足を乗り越えて…「沼田町夜高あんどん祭り」―若者も加わり2026年の50回目に向けてあんどん作り佳境
午後8時。北海道空知地方の沼田町内の倉庫で、あんどん製作が進められます。
「今は下書きをしてます。鉛筆で書いたやつを、次はろうで引きます」(作業の参加者)
あんどん同士がぶつかり合う「喧嘩あんどん」で傷ついた部分を修復し、全体を張り替えて生まれ変わらせます。
地元の商工会では、3か月の間、100人以上が毎日交代で2時間作業してきました。
メンバーは高校生から80代まで。
祭りにかける思いは熱いものがあります。
「当たり前みたいになっていて、盆や正月のよう」(40代の参加者)
「(学生時代)授業が終わると親が迎えに来て、掃除当番を他の人に変わってもらった」(30代の参加者)
「沼田町夜高あんどん祭り」が始まったのは1977年。
人口は約7000人でした。
回数を重ねるごとにあんどんが増え、規模も大きくなっていきました。
しかし、人口減少が続き、現在は約2700人と当時の4割以下に落ち込んでいます。
2026年3月には、町を通るJR留萌線も廃線となりました。
祭りの継承にも課題が生まれています。
「一番きついのは人手が少ないこと。昔よりさらに大変になっている」(80代の参加者)
あんどんの製作や、祭りの運営に携わる人が少なくなっているというのです。
「年齢が上がるにつれて大変なことも増える。新しい若い人たちが入ってきてほしい」(30代の参加者)
「あんどんの作り手も引き手も減ってきている。祭りに参加するため移住する人が現れるような取り組みをしたい」(30代の参加者)
2026年は50回目の節目です。
今後もこの町で祭りが続くよう、作業にも力が入ります。
豊作や商売繁盛、無病息災を願うあんどんが出来上がりました。
「(Q.今年の出来は?)今年はいい感じ。順調で若い人たちが大勢参加してくれたから」(40代の参加者)
「沼田町夜高あんどん祭り」は、2026年も大いに盛り上がることでしょう。






















