【再審制度を考える】元厚労事務次官の村木厚子さんが講演 逮捕・勾留され無罪判決を受けた自らの体験語る―再審法改正に向けた現状と課題とは?えん罪被害者を生み出さないために何ができるのか<北海道>
裁判のやり直し、再審制度を考えるシンポジウムが開かれ、元厚生労働・事務次官の村木厚子さんが講演しました。
北海道弁護士会連合会が8月11日に北海道大学で開いた、再審制度を考えるシンポジウム。
元厚生労働・事務次官の村木厚子さんが2009年に文書偽造をしたとして逮捕・勾留され、その後、無罪判決を受けた時の体験談を講演しました。
「調書は思ったものと全然違う。一生懸命しゃべったものをまとめたものが調書だと思ったが全然違った。私は断固としてサインを拒否した」
「勾留は簡単にできる。『こういう事件で勾留されているんですね?』と聞かれ『はい』と言って、『あなたは否認しているんですね?』と聞かれて『はい』といったらそれで終わり、(勾留決定まで)たぶん1分くらいだった」
「(勾留が)検察の自白をさせるための武器になっているということが危ない仕組みだと思った」(いずれも 元厚労事務次官 村木厚子さん)
このほか、再審請求が続く鹿児島の大崎事件を担当する鴨志田祐美弁護士から、再審法改正の現状や課題についても報告。ディスカッションも行われ、今後、えん罪被害者を生み出さないためにどうしたらよいのかを考える時間となりました。
村木さんは、「裁判が信頼できるものになるためにも、ぜひ関心を持ってほしい」と呼びかけました。
会場は立ち見が出るほどで、市民の関心の高さがうかがえました。


















