【イエロースターズ】Vリーグ男子プレーオフ決勝で敗れ涙の準優勝・引退の郡浩也主将「この試合がずっと続けばいいのに…」
プレーオフ決勝はセットカウント0-3で敗れ準優勝
バレーボールVリーグ男子プレーオフ決勝が12日、北ガスアリーナ札幌46で行われました。レギュラーシーズン東西地区それぞれの首位が激突する運びとなったファイナル、北海道イエロースターズはクボタスピアーズ大阪にセットカウント0-3で敗れ、準優勝に終わりました。
第1セットは歴史に残る死闘「34-36」
試合は序盤から、ファイナルにふさわしい手に汗握る展開となりました。第1セット、イエロースターズは都築仁選手(27)や重留日向選手(26)らを中心に攻め立て、1点を争う一進一退の攻防を続けます。
互いに一歩も引かず突入したデュースの展開、スコアは30点台へと突入し会場の熱気は最高潮に達します。地元ファンの大声援を背に懸命に食らいつきましたが、最後は34-36とわずかの差でクボタスピアーズに第1セットを先取されました。
猛追を見せたイエスタ…あと1歩及ばず
続く第2セットを19-25で落とし、後がない第3セット。中盤にリードを許す苦しい展開となりましたが、島波輝選手(27)のブロック、そしてエース山田滉太選手(28)のバックアタックで盛り返し点差を縮めます。そして終盤、相手チームマッチポイントの場面でリリーフサーバーとして登場した柳澤賢選手(23)がサービスエースを決め、1点差まで詰め寄る執念を見せましたが、最後は23-25で力尽きました。
郡浩也主将 現役最後のコートで涙「ここまで連れてきてくれた仲間たちに感謝」
試合後の会見で、浜崎勇矢監督(38)は「決勝で負けたものの、去年の結果を超えられたことは素晴らしい」とまずは選手たちの奮闘を称えました。その上で「今日は相手の強さを肌で感じた。この壁を乗り越えるためにまた準備したい」と次なる挑戦に向けて前を向きました。
エース山田滉太選手は「率直に勝てず悔しい。何が足りなかったのかを考えさせられた。自分たちがやりたいバレーボールは出来ていたが、力負けした」と唇を噛み、「こういう苦しい場面を乗り越えられる選手になりたいし、そういうチームにしたい」と更なる成長を誓いました。
そして、このファイナルが現役最後の試合となった郡浩也主将(30)は、悔しさを滲ませながらも万感の思いを口にしました「1セット目の30点を超える攻防を目の当たりにして『この試合がずっと続けば良いのに…』と思った。ここまで連れてきてくれたチームメイトに感謝している」と語り、最後に「決勝で勝てずに残念な気持ちもあるが、チームはまた新たなステージに立つので、この悔しさをバネに頑張りたい」と、後輩たちに託す想いと共にコートを去る決意を口にしました。
この悔しさを糧に新たなステージへ
悲願の初優勝の目標にはあと一歩手が届きませんでしたが、北海道イエロースターズは東地区連覇、そしてプレーオフ準優勝という確かな足跡を残しました。来シーズンから国内最高峰の「SVリーグ」への参戦が確実視されているチームはこの悔しさをバネに、更なる高みを目指します。
【Vリーグ男子 プレーオフ決勝 試合結果】
北海道イエロースターズ 0(34-36、19-25、23-25)3 クボタスピアーズ大阪

















