【日本ハム】清宮幸太郎独占インタビュー!来季の「優勝」と「ホームラン」へ、早実の先輩・UHB江上太悟郎アナが引き出す本音
北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎選手に、早稲田実業野球部で2年先輩だったUHBの江上太悟郎アナウンサーが、今だからこそ聞ける本音をぶっちゃけてもらいました!今年、優勝まであと一歩だったファイターズ。今年はなぜ優勝できなかったのか。そして何が足りなかったのか――。清宮選手が、胸の内を明かしてくれました。
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――今シーズンを終えて、しばらく経ちましたけれど、振り返ってみてどうでしたか?
(清宮選手)「そうですね。やっぱり2位っていうのが本当悔しくて。去年も2だったんですけど、その悔しさとは一味も二味も違うなっていう悔しさですね。去年は春からかなりゲーム差を離されながら、『クライマックス行くぞ!』の2位だったんですけど、今年はずっと首位だったので、そこを守りきれなかったっていうか。突き放せなかったのが、悔しかったですね」
――8月ぐらいに少し失速して、ご自身の成績もちょっと伸び悩んだ感じに見えましたが。
(清宮選手)「やっぱりもっと突き抜けたかったなっていうのがあって。9月は少し良かったですけど、僕が打てば優勝するって思っていたので、その分責任を感じましたね」
――十分すぎる数字のように見えますが、納得はしていないってことですか?
(清宮選手)「もう全然物足りないですね。一番はホームランですね。今年を振り返ったときに、やっぱり勝つには長打が必要だとすごく感じました。ホークスは犠打が多い、盗塁が多いとか、つまり次の塁に進める意識みたいなのが強い。そういうチームは、それが強みだとは思う。僕らは、ホームランが突出していました。僕は、弱みを克服するよりも、強みをどんどん伸ばしていく方が成長すると思ってるんで、もっともっとホームランが出ていれば、この結果にはならなかったなと思ったので、その時にもっとホームラン打ちたいって改めて思いましたね」
――来年9年目は選手会長として、チームを引っ張っていく立場になりますが。
(清宮選手)「やっぱり優勝したいですね。シーズンは長いんで、本当に悪いときこそ、その選手の真価が問われると思っているので、そういうときにチームを鼓舞したり、全力でプレーする姿を伝えていければいいと思います」
――「この仲間と優勝したいです」と語っている横顔が、本当に高校時代のままだなと僕感じたんですよね。「今のこの先輩たちと優勝したいです」と言ってくれたのをすごく思い出して。
(清宮選手)「でも似ていると思います。本当に。早実の時も、自分が高校1年生で、江上さんが高校3年生で、初めて高校野球を目の当たりにして、みんな腹割ってミーティングしたりするんですよ。熱いですよね、やっぱり。普段そんなこと思ってないだろうなとか、表に出さないような人も、いろいろ思っていることがあるんですよ。実は結構熱いことを思っていたり、仲間思いだったり。そういった話を聞くと結構弱いんで、『うわぁ、いいチームだな』とか、そういう似たところをすごく今のチームで感じるし、結束力ある。本当にだからこそ、このチームで優勝したいなって思いますね」


















