有識者らが”給食センター新設”を要望―小中学校の給食室の約6割が『老朽化』建設後しばらくは「自校式」とのハイブリッド〈北海道札幌市〉
札幌市の小中学校の給食室の老朽化を受け、専門家らによる検討会議が12月11日、札幌市教育委員会に「給食センター」の設置を要望しました。
校長や専門家らによる検討会議は小中学校の給食をまとめて作る「給食センター」の設置などを盛り込んだ意見書を札幌市教委に提出しました。
札幌市内では1日当たり約14万食を作る小中学校内の給食室の約6割が老朽化し、たびたび給食の中止や献立の変更が起きています。
検討会議は意見書で調理後2時間以内に子どもたちが食べられるような場所に「給食センター」を建てることなどを求めました。
札幌市教委は「意見書にできる限り沿う形での実現に向けて努力したい」としています。

















