【菅井さんの天気予報 12日(金)】北海道は嵐を繰り返す…14日(日)から15日(月)も大雪・吹雪でオホーツク海側は最大70センチ!
(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時30分現在
◆24時間積算降雪量
新篠津村や紋別空港は28センチでした。
札幌は4センチでしたが、風が強いので、吹き溜まりもあり、
地形によっては深い所もありそうです。
今夜からあす朝にかけても、日本海側やオホーツク海側は、大雪や吹雪が続きそうです。
◆きょう12日(金)の気温
上士幌町ぬかびら源泉郷では-18.5℃まで下がりました。
日中も、全道のほとんどの地域で、マイナスのままで、
札幌の最高気温はー4.4℃、旭川、北見、岩見沢はー5℃台でした。
前日より5~9℃も低く、今季一番の寒さとなりました。
◆予想降雪量(~あす朝)
札幌など道央圏で、活発な雪雲がかかりやすく、最大20センチです。
恵庭市、安平町、羅臼町周辺も、最大20センチです。
風が強く、気温が低いので、積もった雪が舞い上がり、
地吹雪で見通しも悪くなりそうです。
◆あす13日(土)の天気
日本海側は、雪が残りますが、降雪量は最大5センチくらいで、
朝に雪かきをすると、日中は、落ち着くことができそうです。
太平洋側は、晴れますが、放射冷却で冷え込みが厳しく、
陸別町の最低気温は-22℃、釧路は-10℃、北見は-13℃です。
日中は、前日より3~7℃くらい高く、寒さは少し緩みそうです。
◆あさって14日(日)の天気
二つの低気圧が北上し、道南から天気が崩れ、
午後は広範囲で湿り雪が降るでしょう。
道南や太平洋側沿岸部は、大雨のおそれがあります。
南からの風で、気温がプラスになる所が多く、路面状況が悪くなりそうです。
◆週明け15日(月)の天気
二つの低気圧が一つにまとまり、オホーツク海で発達します。
全道的に北風が強く、日本海側やオホーツク海側は、猛吹雪です。
降雪量は、オホーツク海側の内陸部で、最大70センチで、
雪害にも警戒してください。
停電や交通機関に大きな乱れが生じるおそれがありますので、
週末のうちに備えをしておきましょう。















