【速報】「動物を助けたい」東京の投資会社が閉園したノースサファリ支援を申し出…地元町内会に「新たに動物園をつくりたい」意向示す「開発許可を得るには？」と札幌市に相談も〈北海道〉

閉園したノースサファリサッポロ

　開発が制限される市街化調整区域に、飼育小屋やフードコートなど100棟以上の違法建築物を建て、約20年営業を続けていたことが問題となり、2025年9月末に閉園した札幌市南区の民間動物園「ノースサファリサッポロ」。

閉園したノースサファリサッポロ

　園内には11月30日時点で256匹の動物が残されていて、建物の撤去をするうえで、移動が大きな課題となっている中、東京の投資会社が支援を申し出ていることがわかりました。

　地元の町内会によりますと、11月下旬、この投資会社から「動物を助けたい」や「新たに動物園をつくりたい」などと連絡がありました。

閉園したノースサファリサッポロ

　投資会社はノースサファリが所有する土地を購入し、開発許可を得た上で、動物を受け入れ、動物園を開きたい方針で、札幌市に対して「どうやったら許可が下りるのか」と相談をしているということです。

　12月5日に住民向けの説明会が開催される予定です。