「火災報知器が鳴っている」食品工場で大規模火災発生＿通報から21時間も燃え続け、ほぼ全焼＿ケガ人なし〈北海道網走市〉

火災の原因を調べている北海道警網走署

　11月9日早朝、北海道網走市の食品工場で大規模な火事があり、建物がほぼ全焼しました。けが人はいません。

　火事があったのは、網走市藻琴の「日本ホワイトファーム株式会社 知床食品工場」です。

　9日午前4時40分ごろ、警備会社から「火災報知器が鳴っている」と119番通報があり、消防車など4台、建設業者の重機なども投入され、延べ約10台の車両が出動し、消火活動が続けられました。

　火は約21時間後の10日午前1時45分にほぼ消し止められましたが、工場はほぼ全焼しました。

　当時、工場内に人はおらず、けが人はいないということです。

　日本ホワイトファームは、ニッポンハムグループの養鶏事業を担当する会社で、警察と消防が、出火の原因を詳しく調べています。