【集団食中毒】高校の寮で生徒63人が下痢や腹痛などの症状を訴える…保健所はウエルシュ菌による集団食中毒と断定<北海道白老町>
北海道胆振地方の白老町にある高校寮で、食事をした生徒63人が下痢や腹痛などの症状を訴え、苫小牧保健所は11月6日、ウエルシュ菌による集団食中毒と断定しました。
保健所によりますと、10月30日午前10時ごろから、白老町にある北海道栄高校の寮生92人のうち63人が下痢や腹痛などの食中毒の症状を訴えました。
このうち3人が医療機関を受診しましたが、いずれも快方に向かっているということです。
症状を訴えたのは寮に住む生徒に限られ、症状がある生徒の便からウエルシュ菌が検出されたことから、保健所は、寮の厨房で調理・提供された食事が原因のウエルシュ菌による集団食中毒と断定しました。
保健所は、原因となった食事の特定を進めるとともに、寮の厨房の衛生管理について指導しました。
















