【マグロ一本釣り漁】75歳男性が海に転落し死亡―仲間らによって発見され救助されるも意識戻らず<北海道上ノ国町>
10月17日午前11時ごろ、上ノ国町小砂子漁港の沖合約1.8キロの海上で、マグロの一本釣り漁をしていた男性が海に転落し、その後死亡しました。
江差海上保安署によりますと、亡くなったのは上ノ国町に住む75歳の男性で、漁船「第三幸運丸」(4.2トン)に乗り1人でマグロの一本釣り漁に出ていました。
午前11時ごろ、釣果を確認しようと近づいた別の漁船が、第三幸運丸の下で海に浮いている男性を発見しました。
男性は仲間らによって救助されましたが、意識がなく、搬送先の病院で死亡が確認されました。救命胴衣は付けていたということです。
当時、現場海域は晴れていましたが、西北西の風4~5メートル、波の高さは最大約1.5メートルとやや波が高い状態でした。漁船は転覆しておらず、海上保安署は男性が何らかの理由で海に転落したとみて、詳しい原因を調べています。