札幌・豊平川で”サケの産卵環境”を改善_ボランティアが生い茂った草や川底の泥を除去_地元の高校生は「ずっと水がきれいな川であればいいな」〈北海道〉
札幌市の豊平川で9月7日、サケが産卵できる環境を守ろうとボランティアの活動が行われました。
この活動は豊平川でサケが産卵できる場所を増やしていこうと市民グループが行っているもので、2025年は地元の高校生や大手スーパーのイオンなども参加しました。
9日は本流から枝分かれした場所で、生い茂った草や川底の泥などを取り除いていました。
「豊平川の今の環境がずっとサケが上ってくる、水がきれいな川であればいいなと思っています」(札幌東高校 生物部 丸山哲平さん)
豊平川では人工ふ化ではなく川で自然に産卵したサケが毎年秋に遡上していて、2024年は914匹が戻ってきたと推定されています。