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【函館競馬】函館2歳Sはレイチェル・キング騎手騎乗のエイシンディードが逃げ切り勝ち――ホッカイドウ競馬からJRAに転入初戦で重賞制覇!

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 7月20日、中央競馬の今年初の2歳重賞「第57回函館2歳ステークス(G3)」が行われ、レイチェル・キング騎手騎乗の9番人気の5番エイシンディード(牡)が、好スタートから逃げ切り勝ちを収めました。1番人気で2歳コースレコード保持馬の8番ブラックチャリスは、2番手で追走するも直線で差を詰めることができず2馬身差の2着となり、2番人気の2番カイショーはさらに1馬身3/4差の3着でした。タイムは1分08秒4。


 エイシンディードは、今年5月にホッカイドウ競馬(門別競馬場)でデビューを果たし、6月にJRAに転入して初めてのレースでした。父ファインニードル、母エーシンエムディー(母父キングカメハメハ)。栗東の大久保龍志厩舎の管理馬で浦河町の山田昇史さんの生産馬です。

レイチェル・キング騎手「非常に良いスタートが決まった」

函館2歳ステークスでエイシンディードに騎乗したレイチェル・キング騎手

函館2歳ステークスでエイシンディードに騎乗したレイチェル・キング騎手

 レイチェル・キング騎手にとっては、今年の京都金杯(G3)、フェブラリーステークス(G1)に続く重賞3勝目となりました。


 レース後のインタビューでは「この馬にとってはJRA初出走でいきなり重賞となりましたが、良いスタートが切れてそのまま逃げる形になりました。特にレースプランはありませんでしたが、2歳馬のレースは経験も浅く、何が起きるか分からないのでフレキシブルに対応しました」と語りました。

 レースについては「非常に良いスタートが決まって、道中もうまく息が入って、残り600mからギアチェンジしてスムーズにペースアップができて、最後もしっかり走ってくれました。この馬は1200メートル戦が得意ですね」とレースを振り返りました。

 最後にファンに向けて「温かい気持ちで応援していただいてありがとうございます。短期免許期間中もがんばりたいと思います」と感謝の気持ちを述べました。

※動画 UHB「KEIBAプレミア」より